記事テーマ №13「仮想通貨とセキュリティー」
仮想通貨とは、国家や中央銀行による価値の保証がない、暗号化されたデジタル通貨のことです。デジタル通貨なので、円やドルのように紙幣・貨幣はありません。仮想通貨=ビットコインをイメージされることが多いと思いますが、ビットコインだけではなく他に約6000銘柄があるといわれています。これから、仮想通貨のセキュリティーについて紹介します。
仮想通貨のセキュリティー
仮想通貨のセキュリティーは、仮想通貨自体のシステムと仮想通貨取引所の運用システムがあります。それぞれのセキュリティーについて紹介します。
仮想通貨自体を管理するセキュリティー対策
仮想通貨自体を管理するシステムは、透明性が高位の「ブロックチェーン」という技術で運用されています。「ブロックチェーン」は「分散型台帳履歴管理システム」と訳されるように、仮想通貨の取引を記録したデータを分散した複数のコンピューターで鎖のようにつなげて運用するデータベースの仕組みです。仮想通貨の代表的な銘柄であるビットコインが上記の「ブロックチェーン」で管理されていて、透明性が高位で、改竄されにくいセキュリティー対策を施しています。
セキュリティーや管理体制がしっかりしている取引所を選ぶ
仮想通貨を購入するときは、仮想通貨取引所を経由して購入します。仮想通貨取引所にアカウントを作成し、日本円(または$建て)を入金して仮想通貨を購入します。仮想通貨の保管や送金を、仮想通貨取引所のアカウントから実行するユーザーが多いので、安全な仮想通貨取引所を選ぶことが重要です。仮想通貨取引所を選択するポイントは、セキュリティー対策が多重の備えをしていることと、運用管理体制がしっかりしていることが重要です。金融庁指定の暗号資産交換業者であること・金融庁認定の自主規制団体に加盟していることも選択する条件に加えましょう。
仮想通貨は、未来の商習慣で利活用されることがあり得る技術といえます。仮想通貨自体のセキュリティーは、透明性に優れた強固な仕組みで、これからも発展を遂げるようです。しかし、仮想通貨取引所のセキュリティー対策が脆弱なことがあり、リスク管理が問題視されています。仮想通貨を購入するときは、安全な仮想通貨取引所を選びましょう。
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